青木真也×松村哲州×星野善彦の3者対談「フリーランスとしての生き方・稼ぎ方」(5)

 

総合格闘家の青木真也さんとの、約3時間(!)にわたる対談。

長いので、何度かに分けてお届けしていきます。

本日はその5回目です。

 

これまでの内容

青木真也×松村哲州×星野善彦の3者対談「フリーランスとしての生き方・稼ぎ方」(1)

青木真也×松村哲州×星野善彦の3者対談「フリーランスとしての生き方・稼ぎ方」(2)

青木真也×松村哲州×星野善彦の3者対談「フリーランスとしての生き方・稼ぎ方」(3)

青木真也×松村哲州×星野善彦の3者対談「フリーランスとしての生き方・稼ぎ方」(4)

稼ぐブログは「こびとの靴屋」

青木
何のブログをされてるんですか?

 

星野
ダイエット、美容。
一応ビジネス調査はしますけど、僕はただお金を出すだけなんで、人が書きたいと言ったものに出します。書きたいというものをひたすら集めて小さいサイトを何個か立てていて。
星野
はあちゅうとかイケダハヤトみたいな、ああいうボーン!ってモデルではなくて、個人の尖った体験談をひたすら集めて、それを検索エンジンにも人間にも読みやすくする感じの。
星野
1つのサイトで100万位稼いで、後は20万とか10万とか、そんな感じのが何個かくらいですけどね。僕自身は金を出すことと、やりたい人を集める以外は何もやっていないんですよ。

 

松村
新規のフリーランスに対してそこまで伝えるか、それとも簡単に月10万円の所得を増やす方法を伝えるか、どちらが良いでしょう?

 

星野
僕が思うのは、大企業とか勤めていたり、普通にプロとしてお金もらっている人って、何かしら持っているんですね。その深いところをただただ発信してやれば、普通に時間単価5千円ぐらいもらえるスキルは意外と皆、持っているんです。
星野
そういった作業は、月20時間だったらそんなに負担にならないだろうし、そういうところから始めて行けば良いんじゃないかと思います。副業としても良いですし、残業代よりもそっちで稼ぐ。
星野
だんだんそういうのを増やしていって30時間で不労所得を目指して、40~50時間ですかね。
休日合わせて1日2時間位で食い扶持を稼ぐところから始めるのが、僕はオススメです。

 

松村
その人のバックグラウンドとか持っているものをヒアリングして聞いて、コンサルの方がいいですかね?。

 

星野
そうですね。

 

松村
一般的なマニュアル化だと難しいと思いますか?

 

星野
大体出来ると思いますね。小さい会社だと何でも足りないので。
なので、そこだけ業種特化したやつをマッチングすれば、普通に時間単価が高いところに持っていけるなと思っています。
星野
誰の手伝いをするかが大事で、時給単価が1万円位の人を手伝ってもせいぜい3千円位なんですけど、時間単価5万とか10万とかの人を手伝うと、ちょこっとした修正とかでも数万円もらえるっていう。
星野
松村さんのビジネスモデルってそうですよね(笑)
それが世の中にもうちょっと普及してもいいのかなと思いますね。何か自分の持っている顔を、どうマネタイズするか。こういう人を手伝えば、こういうところに、こういうニーズがあるのにな…っていう。

 

青木
要は単価の高いところと付き合った方がいいよっていうことですね。

 

星野
ぶっちゃけ言うとそうですね(笑)
星野
それでも信頼を得るために半年とかかかる。
今ちょうど保険のアプリ作っているんですけど、そこの社長とどう知り合うかっていうのを考えた時に、「僕はインターネットで集客できますから、あなたたちを儲けさせることができます」っていうのをひたすら言っておいて。
星野
でも、まず値段を定めるのが大事だと思いますね。普通にやると(時間単価の)足元を見られるので、誰の手伝いをするかっていうのを…。まず時給が高いとか、この業種とか、この業種のこれだったら自分がプレゼンスがある、存在感を発揮出来るっていうのを考えて。
僕はそうやって行動するタイプですね。

 

松村
今後、(ノウハウを)オンライン中心で教えるかオフライン中心に教えるか、どうしましょう?

 

星野
オンラインでもできますね。経歴とか聞いて、「それだったらこう」だとか。
ITベンチャーと保険代理店だったら大体困っているところって分かるので、「そこだったらこういうところへ行ったらいいよ」みたいな。

 

ネット上でコミュニティを作ろう!

松村
青木さんのサロンはオフラインで会ったりされるんですか?

 

青木
しますします。
でも僕はそこで収入というよりも楽しむ感じですかね。

 

星野
さっきおっしゃっていましたよね。
企画を手伝ってくれる人、一緒にやってくれる人をサロンで囲うみたいな。

 

松村
それは「テーマを決めずにとりあえず1回集まりましょう」みたいな?

 

青木
なんか暇ですねーみたいな(笑)

 

松村
雑談の中から何かアイディアが生まれるってことがあるんです?

 

青木
東京の人は皆、コミュニティが欲しいんですよ。
会社がコミュニティとして機能しなくなってきた今、何でコミュニティを持つかですよね。

 

星野
確かに。
ITの社長ってイベントとか行くと結構群れたがりますよね。ああいう人たち、勝手に(メンバーに)入れちゃいますかね(笑)

 

松村
イベントはやっていかないとダメですね。
青木さんは、サロンとはまた別にそういうイベントとかされないんですか?

 

青木
いや、頼まれればやる感じですよね。

 

星野
上がってきたら(笑)

 

青木
上がってきたらやる感じ。
そうですね、今月1つあったかな。

 

星野
どういう系のイベントですか?

 

青木
A社の副社長だったXさんが頭となるイベントで、Xさんと、僕と、●●●の元編集長をしていた▲▲さん。
この3人で喋るというイベントでした。

 

星野
なるほど、パネルディスカッションみたいな?

 

青木
これからの日本みたいなやつですね。

 

松村
ご自身で単独イベントとかはされないんですか?
アスリート向けの生き抜き方とか。

 

青木
いや、どうですかね。
最近思うんですけどスポーツ選手って、何か学びに行くことに対してお金を出す習慣ってないですからね。

 

松村
危機感を持っているスポーツ選手って多いですよね?

 

星野
前、アスリート向けの人材派遣的な支援をやっている会社があって、ちょこっと所沢の方へ行きましたよ。

 

松村
IT教育をして?

 

星野
結構近くに会社があって。800人でしたっけ、なんかすごい大きい会社をされていましたよ。
僕のイメージってすごくそっちのイメージの方が強いです。

 

松村
現役を退いた後に食べていけるだけのスキルを身に付けたり。

 

星野
結局自分たちでなんとかしないとねっていうところです。

 

青木
そうなんですよね。
人に頼っている時点でダメなんだよっていう話になっちゃうんで。

 

星野
それは思います。
スポンサー見つけてくるなり、もうちょっと自分の練習なり、さっきの自由な発想とか。

 

青木
要は自分で編集しないと、自分でマネタイトしないと話にならないよってことになっちゃうんですよね。それ辛いですよね。
いやー辛いんです、辛いんですけど。
青木
以前試合をやった人がすごく良いことを言っていたんですが、結局全てがシステムなんですよ。馬鹿でも出来るようなものにしないとダメだってことなんです。
青木
格闘技とかもう本当にそうで、例えばガードあげなさいとか、こうしなさいっていうのが教え方として体系的になっているんです。誰でも頑張れば、ある程度のレベルまでなるようになっているんですよね。
学校の勉強もそうじゃないですか。
だからシステムなんだろうって。

 

星野
自分で編集能力っていう話になるとどうしよう…って。

 

青木
なると思います。
システムとしてあると強いのかもしれないですね。
青木
それを書類にしていたら、ある程度かたちになるのかな。

 

ネットの力を活用するには?

星野
稼げるやり方の1つとして、小さい会社って基本的に人がいないので、社長さんは絶対何か困っている気がする。
星野
何か色々やりたい事があるんだけど、進まなくてイライラしている人がいる。
そういう人に会えば、基本的にはこう…自分の能力を磨いた前提ではありますけどね。
アスリートの場合は何かもう少し別の角度、切り口になると思うんですけど。
星野
今、僕がシステム管理をしているところが、縄跳びパフォーマーのスポンサーをやっているんです。
ノマド的節約術』ってサイトなんですけど。

ノマド的節約術(https://nomad-saving.com/

 

青木
ああ!見たことあります。
青木
へー、それってちょっと面白いね。
別に格闘技に問わずスポーツ選手って、そういう検索率を上げたい人と絡むとか?

 

星野
SEOっていうんですけど、業者と組んだら面白いかもしれないですね。
それで効果があるかは、実は分かっていないんですけど、ブランディングをするということに対して、クリック率が高いっていうことは、やはり何かあるみたいなんですよ。
確かにおっしゃる通り、何かしらパフォーマンスが出来る人っていうのは、WEBサイト運営者からするとチャンスがあるなぁと思いましたね。

 

青木
うーん、それ面白いね。
あ、これいいこと聞いた、今日。

 

星野
ぜひぜひ活用してください(笑)

 

青木
あとはステータスとして上がるっていう。

 

星野
そうですね。
意識の中では身近なものとか…。
星野
権威のあるサイトもそうなんですけど、検索結果ってどちらかというと、ハイクラスよりも自分と身近っていう方が商品が売れるので…。身近な存在になるっていうブランディングという感じですかね。エルメスみたいな感じよりも、もうちょっと近所のイメージ。”顔なじみの知り合いの、ちょっと一回食事した事あるような友達がやっている店”みたいな感じの方がコンバージョンされる。
星野
本当は、すごい人が使っているものっていうのがちょっと広告臭くなっちゃってっていうのがあるんですけど、広告の力としては身近な存在にあるっていうのがこの業界の特徴かもしれないですね。

 

松村
これはノウハウはないんですか?

 

星野
腐るほどあります。

 

松村
我々は、BtoBにしてもBtoCにしても、売り出し方を上手く分かっていないところがありますよね。

 

星野
確かにシステムだけで押しすぎた感はありますよね。
もう1案持たせると本当にオンリーワンになれるかなと思いますけどね。
今だと「はいはい、情報商材ね」みたいな(笑)

 

松村
『Excelだけで年収4000万稼げる』って、実際僕がやってきた事は事実なんですけど、ちょっとそこだけ切り取って聞くと怪しい情報商材みたいに思われる。

 

怪しいイメージを払拭する!

青木
何か一緒にやればいいんじゃないですか?

 

星野
一般の方と?

 

青木
サロンにしたら何か下から上がってきて、「私こういうことに困っていてこういうことをやっているんじゃん、皆で一緒にやろうか」みたいな。

 

星野
じゃぁちょっと小さい会社の社長さんを集めて、皆で儲かるノウハウを共有みたいな感じで。
星野
儲かるじゃないですけど、単純にエンジニアが働いてくれないとか、いろいろあるんですよね、会社をやると。人がらみでいろいろあったり。まぁちょっと業界特殊なんですけど…。プロフェッショナルすぎるとなんか難しいなとは、ちょっと思ってましたね。
星野
青木さんのお話で言うと、青木さんは格闘家を集めるためにサロンをやるみたいな話になりがちなんですよ、僕らの発想だと。
社長を集めてみたいな。皆プロ同士で戦っている人たちですよね。

 

青木
バリューがつかないですよね。
ライトな層がいないと。

 

星野
ライトな層は何を求めているんだろう、どういう場に参加したいんだろう、と…。
星野
エンジニアをたくさん集めたらお互い ”win-win” なので、エンジニアの新しい働き方的な括りで行けば、もしかしたらライトな層を取り込めるかもしれないですね。
星野
松村さんのExcelの話とか。Excelって正直いろいろあって、本当に誰でも使えるので、そういった感じが確かにいいのかなと、ちょっと聞いていて思いましたね。
記事にまとめた時にはこういう感じでブレストすると、皆見つかるよみたいな。ふわっと。

 

青木
そうなんです。
ふわっと感なんですよ、大切なのは。

 

星野
イメージでこう、集まった感じ?

 

松村
青木さんのサロンは、格闘技をかじってない方ともされるんですか?

 

青木
好きな人が多いですね。
格闘技ファンって人が多くて。

 

星野
見るのが好きみたいな。

 

青木
僕がスポーツ選手っていうのもあるんですけど、サロンはある程度力のある人と知り合う一番簡単な方法なんじゃないかと思うんです。
だって向こうは自分の事を知っていてくれて、多少の好意を持っていてくれて、で、会費を払える程度の収入はクリアしているはず。
そう考えると、スポーツ選手と相性が良いのかもしれないですね。

 

星野
あ、そうか。
一定以上の収入がある。

 

松村
青木さんだったら、今の時代でいうと資金力に余裕のある方ですよね。

 

星野
例えばサロンの会費が5千円だとしたら、起業したいと思っていて、そこそこサラリーマンとして実力ある人だったら自信あると思うので。

 

青木
意識高い人が集まるからちょうどいいんですよ。
他にIT系のサロンがあるかどうかは分からないんですけど、あったとしたらネットで同じ客を共有しますよね(笑)

 

星野
そういうやり方もアリですね(笑)

 

青木
そこに行く人たちって一緒だから。
お客さんは。

 

星野
そこに紹介する理由を見つけて、共同で何かやりましょうみたいな話とかすれば。

 

青木
結局、客層かぶりますもんね。

 

星野
自分のITスキルを活かしてやろうみたいなのがモチベーションの人とか、そうですよね。
格闘技は見ていて面白いですけど、僕らは面白くないので、そこが1番問題ですかもしれないですね(笑)
逆にアスリートとうまくコラボするのが良いのかも。
働き方という面で、さっきの働いているキャリアじゃないですけど、それを持ちたい人たち向けのサロン。

 

青木
要はインターネットを使って自己実現したい人のためのサイトですよ。
サロンですよ、切り口として。

 

星野
(笑)

 

青木
自分の欲しいもの、自分の信じるものを得られて、自己実現できてるんで。
要はインターネットでお金を稼ぐじゃなくて、インターネットで自己実現するっていう事ですよね。

 

星野
その括りでいけば、色んな人が参加出来そうですね。

 

青木
ですよね。

 

星野
こういう事を皆やれば、お金が集まるのになって話。

 

青木
そうなんですよ。
お金自体は余ってるんで。

 

星野
友達で、フォロワーが何十万人いる人の話なんですけど、初期のTwitterに登録したら勝手にレコメンドして、何も面白いことは書いてないんですけど、勝手に(フォロワーが)増えていったっていう話を聞いてて。
やはり先行射撃が、SNSでかいですし。
NOTEとかもコンテンツ少ない時は勝手にレコメンドしてくれるんで。勝手にトップビューですとかって。
星野
僕がシステムを開発する立場だったらそうしますかね。
とにかく1ビューでも逃したくないっていう感じ。レコメンドは、とにかくビューがはけてるやつとか、何か自分が気に入ったやつっていう。

 

商品である自分自身の宣伝、してる?

松村
NOTEは何か紹介されたんですか?

 

青木
NOTEは、はあちゅうがギャーギャーやってたから触ったんですよね。
青木
でも(NOTEの流行も)だいぶ落ち着いた感じしますよね。

 

星野
ああ、そうですね。
プロフェッショナルの高い金額を取るパターンか…みたいな。
マネタイズがまだまだ可能性があって、結構色んな人がやられてますけど、一般向けっていうのはやり方が大体決まっちゃってきてますね。

星野
知り合いがやってたのは、『灯台もと暮らし』ってメディアなんですけど、「その裏側を書きました」みたいな話、ビジネスの裏側を伝えるパターンとか。結構買う人いるみたいで。

灯台もと暮らし これからの暮らしを考えるウェブメディア(http://motokurashi.com/

 

青木
へぇ、買うんだ。

 

星野
僕みたいにサイトを運営していると、サイト運営ノウハウを見せて仕事を手伝ってもらうっていう意味もあるんじゃないかとは思ってますね。
このノウハウあるからそれを少しでも知りたいんだったら手伝いなよ、みたいな。
星野
僕も割とそういうやり方をしますけどね。
クラウドワークスで必ずアピールポイントとして、「PV単価いくらまで上げたノウハウがありますよー」とか(笑)

 

青木
要は見せるか見せないかの勝負ですもんね。

 

星野
本にすると多分、対象者がせいぜい千人とか1万人しかいないんで、印税とかせいぜい百万円くらいにしかならない。それに、出版者が動かない部数しか絶対はけないんで。

 

青木
そうですね。

 

星野
ROIとかいう考え方になってますね。
そういうやり方を…。でもちょっと一般人向けではないんですよね。
ある程度お金が浮いていないとそれが出来ないんで、ちょっとこれはあまり一般向けじゃない。

 

青木
そうですよね。

 


あなたの強みはなんでしょうか?

長い対談でしたが、次回いよいよ完結です。


青木 真也 Twitterアカウント → https://twitter.com/a_ok_i
星野×松村 公式Twitterアカウント → https://twitter.com/syssales
星野 善彦 Twitterアカウント → https://twitter.com/yh_229
松村 哲州 Twitterアカウント→ https://twitter.com/trade_2017


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